もう1か月以上も前になりますが、Oracle Master Silver 11gに合格しました。
今更11gを受ける人がどれぐらいいるのかわかりませんが、誰かの役に立てばいいなと思います。
Oracle Masterとは
これを読めばばっちりです。 proengineer.internous.co.jp
基本情報技術者試験に比べても受験料が高いんですよねぇ。
なぜ受けようと思ったのか
実務でDBを触るわけでもない私が、なぜ受けることになったのか。
大した理由はありません。会社の学習習慣を身に着ける研修の一環でOracleSilverを取得する必要があったからです(OracleのSilverPartnerを維持するために必要なんでしょうね)
受験料は各試験3回まで会社で持ってくれるのでまぁああいかと学習することになりました。
学習・受験スケジュール
Silverの合格にはBronzeに合格する必要があるためBronzeからスタート。 7月28日に開始し、12月24日に合格したのでほぼ5か月かかりました。
日付 | BronzeSQL(60%で合格) | BronzeDBA(60%で合格) | SilverDBA(66%で合格) |
---|---|---|---|
2018年7月28日 | 学習開始 | ||
2018年9月1日 | 受験1回目⇒不合格(55%) | ||
2018年9月22日 | 受験2回目⇒合格(60%) | ||
2018年9月27日 | 学習開始 | ||
2018年10月28日 | 受験1回目⇒合格(81%) | ||
2018年10月30日 | 学習開始 | ||
2018年12月9日 | 受験1回目⇒不合格(64%) | ||
2018年12月24日 | 受験2回目⇒合格(66%) |
では、合格点ギリギリでしたが、普段の業務をこなしながら、どのように学習していったのかを紹介していきます。
学習方法
BronzeSQL
使用教材
- Bronze Oracle Database 11g SQL基礎I編(通称黒本)
- ORACLE MASTER Bronze11g SQL基礎I完全詳解+精選問題集(通称白本)
- Ping-t
学習スタイル
Ping-tを中心に進めました。書籍は参考程度。黒本はいらなかったかもしれません。白本はリファレンスと、巻末の模擬試験が役に立ちます。
Ping-tは問題数、解説数も多く、また、学習進捗も見ることができるのでモチベーションも維持しやすいです。ひたすら問題をこなしてパターンを掴みましょう。
スマホでも解くことができるので片道30分の電車の中で解いてました。
教えてくれたGold保有の友人に感謝です。
BronzeDBA
使用教材
- オラクルマスター教科書 Bronze Oracle Database DBA11g編 第2版(黒本)
- 【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[Bronze DBA11g](試験番号:1Z0-018)完全詳解+精選問題集(白本)
- ITトレメ ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 11g - @IT自分戦略研究所
- Ping-t
学習スタイル
こちらは黒本と白本を併用。Oracle独自の仕様や概念を理解するのに苦労しました。
Ping-tで問題を解きながら、わからない問題を白本や黒本で調べてみて類似問題を解いてみるのはよかったかもしれません。
ぶっちゃけDBAは暗記要素が強くなります。数をこなして知識の幅を広げましょう。
ちなみにPing-tのBronzeDBAは有料コンテンツなので課金しました。
SilverDBA
使用教材
- オラクルマスター教科書 Silver Oracle Database DBA11g編(黒本)
- 徹底攻略ORACLE MASTER Silver DBA11g 問題集[1Z0-052J]
- ITトレメ ORACLE MASTER Silver Oracle Database 11g - @IT自分戦略研究所
- 【1Z0-052】Silver DBA11g Web問題集 | オラクルマスターへの道
12cではありますが、Oracleが公開している動画教材も有効でした。
学習スタイル
Bronzeに比べて、求められる知識の幅と深さがグッと大きくなります。個人的に一番学習してて辛かったです。
SilverDBAからは、これまで頼みの綱であったPing-tの教材がありません。
代わりに導入したのが、徹底攻略問題集。問題数が405問と、とても豊富です。解説も十分です。というかこれに匹敵する問題集が他にありません。
先に章ごとの問題を解くのではなく、あえて模擬試験問題から解いて、全体像を掴むといいかもしれません。
また、通勤の電車では、ひたすらWEB問題集(ITトレメ ORACLE MASTER Silver Oracle Database 11g - @IT自分戦略研究所)を解いてました。
どれにも共通して言えるのですが、問題を解く際に、「なぜこの答えなのか、他の選択肢が不正解だと思う理由は何か」ということを意識するといいと思います。そうすれば、1つの問題から4つも知識を得られます。
ポイント
- 通勤時間を有効活用
- 短期決戦(受験直前の1,2週間が分かれ目かも)
- 勉強会やもくもく会で学習することを宣言する
- いろんなパターンの問題に触れる
- 忘れたころに復習する
だいたいこの4つのことを意識していれば合格にグッと近づくと思います。
それでは、自分に合った学習法をみつけて、頑張ってください!