どんちゃん、退職するってよ
掲題どおりです。Facebookでは先に報告しましたが、新卒で入社した会社を2020年を持ちまして退職します。
在籍期間は2年9ヶ月ですね(めっちゃどうでもいいけど初めての彼女との交際期間と同じだ)
ということで、ITエンジニアは退職したら退職エントリを書く生き物らしいので僕も書いてみます。
入社した時の記事見つけました。 これに限らず過去の記事振り返るって恥ずかしいですね!笑
会社(前職)との出会い
いまの会社はいわゆるSIerで、新卒で入社しました。当時ProgramingのPすらわからず、興味だけあった状態でした。 元々テレビ番組制作会社から内定を貰っていましたがそれを6月に蹴って一念発起。
地元の合同説明会で声をかけられてなんとなくついていった先がいまの会社(前職)です。 そのとき良くしてもらってた先輩社員が僕が入社する頃には退職していて、お礼が言えなかったのを3年近く経った今でも思い出します。
ちなみにそのとき声をかけてくださった人事のかたももう退職…🤣
成長
技術的にも、人間的にも成長しました。
ここには書けないこともありましたが、友人に相談したりした中で得た成長も大きかったです。
研修は充実していました。Java研修を受けてからの社内研修はAngularとC#でした。
一年半前に書いたこの記事がそれなりに反響ありましたねそういえば。
ついでにオラクルマスターの資格も取らせていただきました。
他の記事やFacebookでも度々書いてますが、定時退社率が高い1年目のうちに、様々な勉強会やイベントに参加して業界の流れや、いろんな分野の知識を収集しました。
平日の業後であろうと新宿や渋谷に行ってた当時のバイタリティはすごかった。いまはコロナのアレでそもそもイベント皆無ですが😢いま思えば現地に居合わせられた僕はタイミングがよかったです。
とある日に、後の上司になる人と面談したときに、「まずは一つの技術をマスターしてしまえば他にも応用が効きやすいよ」と言うアドバイスを受けて業務で多く使われるAngularとC#の学習に力をいれるようになりました。
結果的にはその言葉は正しかったです。まず業務で使う技術をなんとしてでもマスターすること。
そうすることで、次の3段階のメリットがありました。
- 技術的な壁にぶつかりにくく
- 余裕が生まれ
- 他の学習に時間を使えます。
ただし、大人の事情で用件とか仕様が複雑怪奇の場合はその限りではないですが💦
とにかく、インプットした知識量では最初の1,2年がものすごかったと思います。受験勉強並みでしたたぶん(笑)
どんな仕事をしてたの?
- 某大手飲料会社の社内システムの開発
- 某ヘルスケアベンチャー企業の新アプリケーション開発
- 某乗り物シェアサービスの開発支援
- 医療系予約サービス開発
いずれもWEBアプリで全て持ち帰りSESでした。
最後のプロジェクト以外は、5人以下のプロジェクトで、二人三脚で作ったサービスもありました。
Angularや、.NET系のフレームワーク、AWSやAzureを使って、
フロントからバックエンド、ほんのちょっとインフラやDBまで担当しました。
それから、親睦会という組織で理事長やってました。
フルリモートになってから何もできなかったし、社員旅行も台風で無くなったし何もいいことがなかったです笑
僕には百人規模の組織の親睦を深めるのは荷が重い、と神が言っているようでした。
新メンバーの方々に期待します。
少人数で仲良くしてる方が楽しいんだなということにも気づきました。
なんで辞めるの?
一言でいうと、親しくさせてもらってるエンジニアから「うちで働かない?」と言われたからです。 求められていると嬉しいですね。
とはいえ、世間一般的には前職の方が福利厚生は多いし(使うかはともかく)、残業はほぼしてなかったし、開発はそれなりにモダンだし、普通に生活していく分には全く問題ないし会社としての安定感も違うので悩みました。決して前職の人間関係とか、仕事が苦痛で辞めるわけではないです。
それでも、若いうちにスタートアップでしかできない経験を積みたいとか、外の企業文化を知りたいとか。そういう気持ちが勝りました。
リモートワークの中の退職
退職の切り出しはとても緊張しました。初めてだもの。
最初に、参画しているプロジェクトのPMに伝えました。驚かれました。
そしてまたさらに上に行き、マネージャー、取締役と面談しました。ありがたいことに引き留めをいただきました。体が2つあればいいのに。
つい先日、プロジェクト、所属する部署、同期、お世話になったSさんへ、退職する旨を伝えました。
たった2ヶ月でしたが、最後の最後までAngularとC#のプロジェクトでした。最後にたくさんコードレビューしました。
ここまで全部リモート。一度も対面せずに退職日を迎えそうです。
円満退職できる環境に感謝です。
不満はあったの?
先述の通り、会社としての制度はしっかりしていますし、普通に生活していく分には何ら問題ないです。
エンジニアとしての技術的観点の評価基準が不透明で、どうしてもマネジメントが評価される風潮が強いと感じました(とても大事なんですけどね!)
百名程度の独立系SIerが生存するには致し方ないのは承知ですが、肌に合わなかったのかなと思います。
あ、ちなみにボーナスは新入社員と同水準まで減額されちゃいました。
相場では若手のボーナスの2割は期待値らしいですし、問い合わせるとそのような回答でしたので、若手社会人がもらえるそのお金は期待も込められてるんだぞ!と今なら言えます。
辞めて何やるの?
ここでは詳しく書きません。
次の会社は、IT企業ではないです。
上司、同僚には、アパレル・メディアのスタートアップと説明しました。
IT企業ではないですが、職種としてはエンジニアを続けます。
今まで使ってきた技術そのものは全く使いませんが、働き方や、役に立つスキルはあるのでそれを元手にまたこれから積み上げていきます。
人生というOSのバージョンアップです。たぶん、どんちゃんv2.0.0になります。
さいごに
人生は長いですが、動ける時間、自分に投資できる時間は限られてます。今が一番若いんです。
有給消化&入社日までの時間を使って、大学時代の友人とゲームしたり、テレビやアニメや映画を見たり。
週末は次の職場とかで働いてます。
なんなら大学時代より大学生してますね。
コロナ禍でできていない旅行を除いて…。
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