昨日、内定先の研修で、「文章読解・作成能力検定」を受験してきました。
今回は受けてみた感想と、ちょっとした紹介をしてみたいと思います。
文章読解・作成能力検定とは?
通称「文章検」とも呼ばれるこの試験、元々は日本語文章能力検定として行われていました。
平成21年度から休止したこの検定に代わり、平成25年度から日本語漢字能力検定協会の運営で再開されることとなりました。
満点と合格ライン、受験料は?
試験は2級が90分間、準2~4級は60分間で200点満点です。現在1級は無く、2級までしかありません。
合格ラインは70%前後です。
受験料は
2級…4000円
準2級、3級…3000円
4級…2000円
です。
審査基準と合格基準 | 審査基準・合格基準と各級の問題例 | 文章読解・作成能力検定
検定料・検定時間・受検会場 | 団体受検のご案内 | 文章読解・作成能力検定
この試験の目的
ビジネスにおいて最も重要な役割を果たすスキルのひとつに「コミュニケーション力」が挙げられます。いかなるビジネスもコミュニケーションなくしては成り立たないと言ってもいいでしょう。「コミュニケーション力」を高めることで顧客とのやりとりがスムーズに進むようになります。さらに、同僚や部下の能力を十二分に発揮させ、成長させることも期待できます。
それでは、「コミュニケーション力」を身につけるためには、どうすればいいのでしょうか? 実は、「文章力」を鍛えることが「コミュニケーション力」を身につける近道なのです。そこでお役に立てるのが【文章検】です。体系立った出題に取り組むことで論理的に考えられるようになると同時に、わかりやすい研修レポートや論説文などを書ける「文章力」も身につき、あらゆるビジネスシーンで役立ちます。
社員一人ひとりの「コミュニケーション力」の向上やスキルチェックに【文章検】の活用をおすすめします。
企業向けのページにはこのように書かれていました。
人事の方も、これからリモートワークや仕様設計、要件定義などで文章を作成する機会が増えるから今のうちに自分の弱点を知っておいてほしい、と言っていました。
受験した感想
内定者は全員大卒レベルの2級を受験しました。大学生の合格率は20%ぐらい、と聞きました。
ブログを毎日書いてるというプライドもあって、絶対合格してやるぞ!という気持ちで挑んだ今回の試験。
事前に受けた先輩社員が言うには「時間が足りないから配点の高い最後の記述問題から解いた方がいいよ」とのこと。
内容としては、あまり詳しくは書けないですが、手紙の書き方や、長文を要約する力、自分の意見を論理的にまとめる力が求められます。
ここから過去の試験の答案用紙*1を見ることができます。
今年も全く同じ形式でした。かなり記述問題が多いので集中力を研ぎ澄まさないと解き切るのは難しいと思います。僕は最後の問題以外下書き書いてないです(笑)
結果はいつわかる?
僕は企業で受験したので他の場合はわかりませんが、2か月ほどかかると聞きました。
つまりほぼ入社式に間に合うように受験した形になりますね。
過去問は無いの?
公式ページには一部ですが問題例として過去問が掲載されています。配点もわかるので、受験前に一度目を通しておくと良いでしょう。
また、公式のテキストも販売されています。
ちなみに僕は全部買いました。
…うそです。会社から提供いただきました(ありがとうございます!)
入社後の6月にも受験するので、それまで文章力をちゃんと付けておきたいと思います。
どうか受かっててくれ~~~。
*1:過去問ではない