最後に現金を使ったのはいつですか?
日本のキャッシュレス決済率は先進国の中では低い
日本は先進国の中で、キャッシュレス決済の比率が最も低い国の一つです。
一般的に普及してるのはSuicaぐらいだと思います。
iDやEdy、ApplePayやGooglePay、LINEPayがようやく台頭してきましたが、それでもITリテラシーが比較的高い都市部の一部の人に限られています(僕もその一人です)
私が現金を持ちたくない理由
僕は、基本的に
物理的にかさばる
現金が紛失・盗難に遭った場合に誰も保証してくれない
支払い時間を短くしたい
ATMに並ぶ時間がもったいない
誰が触ったかわからない小銭にあまり触れたくない(これは潔癖の域かもしれないですが…)
この5つの理由でキャッシュレス生活をしています。
財布を持たない生活、、3か月試してみた。
8月に現金が入った財布を紛失したのを機に、現金中心から、電子マネー、クレジットカード決済中心の生活に切り替えました。
財布を持たず、カードケースだけを持つ生活です。
しかし、結局カードケースに数枚の千円札を入れるようになりました。そのきっかけになったキャッシュレスの弊害を紹介したいと思います。
弊害
1. ラーメン屋に入れない
たいていのラーメン屋は券売機式で、そのほとんどが現金のみの扱い。
なので、友人とラーメン屋に行くと立て替えてもらうことが多いです。
吉野家などの牛丼チェーンなんかはiDや交通系ICカードには対応しているので助かってます。
2. 馬券が買えない
たまに競馬をするのですが、場外馬券場で馬券を買えるのは現金のみです。
一応即PATやJRAダイレクトを使えばキャッシュレスでも買えます。
3. ランチタイム時だけクレジットカード不可のお店に入れない
これはある日のお昼休み。
会社の近くにある昼はランチ、夜は居酒屋をやっているようなお店のランチを食べに行きました。
それなりに安くておいしいのですが、お会計の時に、「ランチタイムは現金での支払いをお願いしています」と言われてしまいました。
なぜなのか理解できず、調べてみるとこんな理由が
飲食店で、ランチ営業時はクレジットカードが使えませんと言われました。従うべき!? | クレジットカード勧誘スタッフの裏話
なるほど、こんなことやってるからキャッシュレス社会が馴染まないんだな。と思いました。
それ以降、その店には行っていません。
4. 大人数での支払いが大変
休みの日はよく友人と居酒屋に行ったり、遊んだりすると、割り勘をする機会が多くあります。
僕の場合、友人にはLINE Payユーザーが多いので、誰かが立て替えて、後でその人に1円単位で送金する、というのが定番になっています。
本当にらくちんです。
しかし、現金主義の人が一人でもいる場合、大変面倒です。
「あと300円足りない!」とか「万札しかないんだけどおつりある?」とかそういうやり取りが度々。
キャッシュレス生活の弊害というよりは、現金支払いの弊害って感じですね(笑)
5. ガチャガチャができない
ガチャガチャをしたい!っていうとき、現金がなくて泣く泣く見送った、ということもありました。
自販機みたいに電子マネーに対応できそうな気もしますが、台数も多いだけにコストがかかるんでしょうね。
UFOキャッチャーなんかは電子マネー対応してきてますね。
6. 余った小銭を休日に口座に入金できない
念のために千円札は数枚持ち歩いていますが、使うときはどうしてもお釣り(小銭)が溜まっていきます。
その小銭はどうするかといいますと、自宅で一定数貯めて、ある程度貯まったら銀行口座に入金しています。
ただし、小銭は平日の、窓口が営業している時間にしか入金することはできません。
9-18定時の会社員である僕にはお昼休みを犠牲にしない限りほぼ不可能です。
ちなみに小銭をATMで預けられない理由は、ATMの故障リスクが高まるからだとか?(要ソース)
インフラ整備がまだまだ足りない
現状の課題は、クレジットカードを使えない低所得者や、操作方法がわからない高齢者には使えないということ。
所得に関係なくクレジットカードを作れること、わかりやすい操作/手続き方法を確立することができれば、より一層キャッシュレス経済は発展するんじゃないかと思います。
増税分をキャッシュレス決済の場合に還元する施策があるなど、国をあげてキャッシュレスを推進してるので、気になった方は一度調べてみてください。
関連リンク
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