どんちゃんのひまつぶし

とあるスタートアップにいるエンジニアの雑多ブログ

エンジニアとして駆け出すときにやっておいてよかったこと

4月に新入社員が入社してきました。

数年後、エンジニアとして苦しまないために、エンジニア歴3年目に突入し、年間残業時間60時間ぐらいの私が「残業を減らすためにやっておいてよかったこと」をテーマに書いていきます。

結論から言えば、いかにチームが必要とする知識をどれだけ埋められるか、程よくタスクを振ってくれるように立ち回るかだと思います(それが初めからできれば苦労しねーってな)

ちなみに弊社はこんな感じの都内の受託系のSIerです↓ www.d0nchan.com

師匠を見つけること

プログラミング、システム開発の師匠となる人を見つけましょう。

それは社内の先輩・上司でもいいし、片っ端から勉強会に参加して見つけてもいいし、Twitterで見つけてもいいです。

僕は回りまわってTwitterでした。内定もらったあたりにTwitterを初めて、エンジニアの方々をフォローしまくりました。

便利なツールや記法、学習方法など、様々なことを吸収できるので、これができるのなら一番いいと思います。

師匠じゃなくても、一緒に切磋琢磨できる仲間の存在も大きいですよ。独りだったら心折れてました。

快適な学習環境を作ること

まずは、自宅で学習できる環境を整えましょう。

ちなみに僕はSurface Laptopの最上位機種を買い、L字デスクとチェアを調達ました。

↓購入した時の記事 www.d0nchan.com

開発にストレスを感じないように、スペックは高いものを買っておきましょう。

20万あれば16GBメモリのまぁまぁ人権のあるマシンを買えます。

※MacBookやSurfaceなら25万ぐらいです。

なんなら2年以内なら中古でもOKだと思います。

情報発信すること

これも人によるけど、僕の場合は、情報発信もモチベーションになっています。

具体的には、調べて分かったことや、躓いたことをQiitaに投稿したりします。

他には、もくもく会を開いて、同僚や後輩に教えたりするのもOKです。後輩からしたら余計なお世話かもしれませんが、ガンガンアウトプットできるので効果的です。

「僕/私なんかが書いても…」と思って書けてない人もいると思いますが、どんな簡単な記事でもいいのでまずはアウトプットしてみましょう。自然と知識が整理されるのを感じられると思います。

何か作ってみること

一年目でここまでできれば、駆け出したといえるでしょう。

外部APIを使ってLINEのボットを作ったり、簡単なWebアプリを作ることで、業務では知ることができないけど、知っていれば業務に役に立つ知識が身に付きます。

ここで重要視したいのが、「業務で使う言語やフレームワークを使うこと」です。

そうすることで、業務では「ここ、進研ゼミで出たところだ!」現象を発生させられます。

僕は、手始めにGASでお天気LINE Botを作ったり、SwarmPlusというFoursqureのAPIを使ったWebアプリを作りました。

勉強とはいっても、具体的に何から勉強したらいいの?

という質問を新入社員からされます。とりあえずこう答えます↓

とりあえずProgateをやっておきましょう。大変お世話になりました。

僕の場合は、Progate→ドットインストール→リーダブルコード(書籍)Webを支える技術(書籍)→自分で何か作る

ある程度まで行くと、フレームワークのドキュメントなどが読めるようになってきます。

ここら辺の話はまたそのうち書こうと思います。

(番外編)エンジニアは業務外で勉強するべきか

賛否両論だと思いますが、僕は業務外でも勉強しないとエンジニアとして成長はできないと思ってます。

そのきっかけになった記事が、残業ゼロの会社の社長で有名な米村さんのこの記事

「プライベートでは一切勉強したくない」と言っていた社員のこと - 株式会社アクシア

特にこれらの五条がインパクトに残りました。

  • 勉強しない人は勉強する人には勝てません
  • 勉強しない人は勉強する人ほど給料は上がりません
  • 勉強しない人は勉強する人ほど重要な仕事を任されません
  • 業務時間で習得したスキルは10年後使えなくなるかもしれません
  • 勉強しない人は転職が厳しくなるかもしれません

業務で学んだり、研修で学ぶのはもちろんですが、それだけでは足りない世界だと、僕は思います。会社が倒産したらと思うと怖いです。

お給料をもらっている以上、その道のプロと見なされます。

だって、練習をしないプロ野球、サッカー選手の試合や、レッスンを受けない役者やアイドルの舞台、コンサートなんて見たくないでしょう?

と、以前一緒にお仕事したフリーランスエンジニアに強く言われてハッとしました。

あとは行動あるのみ!

思いつくのは簡単ですが、行動に移せるのはほんの一握りです。幸運は行動によって引き寄せられます。

Twitterにはそういう人はゴロゴロいますが、エンジニアの総人口から見ると、休日に勉強してる人は多くありません。

弊社だと感覚的には7~8割ぐらいの人は業務外では勉強してないんじゃないかなと思います。

ちょっとやるだけで頭一つ抜けられます。

「ちはやふる」という僕の好きな漫画にこんなシーンがあります。

青春ぜんぶ懸けたって強くなれない? まつげくん、 懸けてから言いなさい。 https://i2.wp.com/keieikanrikaikei.com/wp-content/uploads/2018/01/59928cacd4c95de103130f90d4ec2fc9.jpg?w=655&ssl=1

出典:@末次由紀 講談社 単行本2巻、アニメ第1期 第7話 原田秀雄|ちはやふる

初めは学生時代に比べてプライベートもそれなりに犠牲になるし、何もわからなくて辛いですが、長い未来への投資だと思って前向きにやってみましょう!