昨日のカスタムROMまとめに続き、今日もAndroidカスタムの話題です。
今回はカスタムROMをインストールする下準備として、Zenfone3にTWRPを導入します。
他のブログなどを見ると「All in one Zip」という便利ツールを使われる方が多いですが今回はそれを使わずに行っていきます。
ここから先の作業は自己責任です。何があっても責任は取れません。また、ブートループに陥ったので最後にその解決策も書いてます。
なぜ使わないの?
All in one Zipの最終更新が2016年9月30日なので含まれるツール*1が古い。というのが主な理由です。
ダウンロードするもの
ブートローダーをアンロック
Zenfone3に関しては、公式でブートローダーのアンロックがサポートされています。
上記リンクから「UnlockTool_20180117(Andriod N)」をDLし、端末にコピーします*3
一度アンロックすると公式にはサポートを受けることができなくなるので注意。
また、端末のデータは完全に初期化されるので事前にバックアップを取っておきましょう。
同意できれば「押してデバイスのロック解除を行う」をタップ。
TWRPのインストール
事前に
- ADBコマンドを実行できる環境
- 開発者オプションから「USBデバッグ」をオンにする
上記でDLした「twrp-3.1.1-0-Z017-20171023.img」のあるフォルダでコマンドプロンプトを開き、端末を接続した状態で以下のコマンドを実行していく。
adb reboot bootloader
fastboot flash recovery 〇〇〇.img
※○○○にはDLしたTWRPのファイル名が入ります。*4
ここまでこんな感じになっていれば導入完了です。
ブートループ発生
TWRPの導入は完了しましたが、一度元のOSを起動しようとしたところ「EIO mode」しか立ち上がらなくなり、OSの起動ができなくなりました。
この状態でボリュームボタンを押すとリカバリーモードに入ることができたのでViperOSをインストールすることで解決しました。
純正ROMでの起動は諦めましたが、純正ROM脱却のためのTWRP導入なので結果オーライ。
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