今度ニューヨークに行くということで、海外のWi‐Fiルーターについて考察しました。
色々調べているうちに、僕の場合はプリペイドSIMを契約したほうが良いということがわかりましたのでその購入から開通方法をまとめておきます。
アメリカのMVNO(格安SIM)がある
アメリカ留学のSIM選び。プロが徹底的に解説します。 | EnglishPedia
上記のリンクの通り、アメリカにも日本ほど乱立していませんが、MVNOにあたるものがあります。
今回はその中でもH2O Wireless(以下H2O)のSIMカードを使うことにしました。その理由は後述
なぜH2O Wirelessを選んだのか?
まず、僕が今回以下の4つの条件を求めて探していました。
- 初めての海外
- いざという時のために通話機能も欲しい
- 持っている端末の周波数に合っているか
- 安くて安定した回線がいい!
- 500MB/1日使えたらベスト!
これにすべて当てはまるのがH2Oだったわけです!
それぞれちょこっと解説
初めての海外
音声ガイダンス/H2O Wireless
現地で困った時には日本語での音声ガイダンス(1-877-890-5001)があります。
また、
*777*1#…残りのデータ量の確認
*777#…有効期限の確認
ができます。
万が一の時に日本語でおkなサポートがあるっていいですね。
通話機能も欲しい
現地でタクシーを呼んだり、ホテルに連絡しないといけない時、どうしても電話じゃないといけない場面に遭遇するかもしれません。
また、同行者は皆モバイルルーターを使うので僕だけでも通話ができる環境があればいいなと思いました。
で、このH2Oはなんと日本の固定電話への通話料が無料!
日本の家族や友人や会社に電話しないといけない時でも安心!*1
ちなみに日本の携帯電話への発着信は27.4¢/分かかります。がこれも実質タダ(詳しくは後述)
国際通話/H2O Wireless
周波数(band)が端末に合っているか
H2Oが使っているアメリカの通信事業者はAT&Tですので周波数もそれに準じたものになります。
LTE | AT&T | OnePlus5T |
対応Band | 2,4,17,30 | 1,2,3,4,5,7,8,12,17,18,19,20,25,26,28,29,30,66,34,38,39,40,41,34,39 |
OnePlus、全対応!大勝利でございます。
お手持ちのスマートフォンの対応周波数をしっかり確認しておいてくださいね。
AT&Tの通信エリアはこちらで確認できます。
安くて安定しているか
せっかく使うなら安くて早い回線が良いですよね。
詳しくは公式ページを見てもらうとわかるのですが、たまたまキャンペーンで通信量がアップしてました!
30日間で4GBなら十分すぎる。しかも10$分、つまり携帯電話に発信しても36分間の通話料金も含まれています!
親元の回線はアメリカのドコモ的存在のAT&Tなのでそれなりに期待してます。
購入
前置きが長くなってしまいましたが、SIMカードの購入はAmazonからできます。
親会社がKDDIなので日本でも取り扱っています。
3月にはコミコミパックなるものも発売されるみたいです。 翌日には届きました。
アクティベーション(設定)
アカウント登録
h2Oのアカウント登録ページからアカウントを作成します。
料金プラン購入
こちらのアクティベーションページからアクティベーションを行います。
ここでプランを選択します。
ActFastCodeは届いたSIMカードに記載の10桁の番号です。
クレジットカードの登録
アクティベートが完了したらクレジットカードでプランを購入します。
クレジットカード情報や住所を入力して購入は完了です。
また、登録したメールアドレス宛に登録完了メールが送信されるので確認しておきましょう!
APNの設定
SIMカードを入れ替えたら必ずAPN(iPhoneではプロファイル)を設定する必要があります。
H2Oに関しては、エリア内で自動的に設定されるとのこと。
手動で設定される方のためにAPN情報を載せておきます。
項目 | 入力内容 |
APN | PRODATA |
MMSC | http://mmsc.mobile.att.net |
MMSプロキシ | proxy.mobile.att.net |
MMSポート | 80 |
MCC | 310 |
MNC | 410 |
認証タイプ | None |
APNタイプ | default,mms,supl,wap |
APNプロトコル | IPv4 |
ベアラー | Unspecified |
小言
30日間のプランなので1週間の旅程なら1,2週間前から設定できるのはいいですね。
4GBなので6日間(移動があるので実質4日間)で使い切るのも難しいぐらいの容量です。
ということで
スピードテスト
テザリングはできるのか*2
を試してみたいと思います
ていうかまだ日本にいるので本当に開通できてるのかわかりませんw