どんちゃんのひまつぶし

とあるスタートアップにいるエンジニアの雑多ブログ

Macで仮想オーディオミキサーをVB-Cable & Ladio Castで実現する

こちら、勝手に1人アドベントカレンダーの9日目です。8日目はこちら

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仕事で英語のミーティングに参加することがたまーーーーにあり、さすがに英語についていけなくなりリアルタイム翻訳できないかなと思って色々調べてみました。

実現したい構成図

必要なもの・前提条件

環境

PC: MacBook Pro(Apple silicon M2 Max)

OS: macOS Sonoma 14.7.1(23H222)

必要なもの

上記をそれぞれインストールします。難しいことではないので説明は省きます。

VB-CableはAの部分、Ladio Castは仮想ミキサーに当たります。

設定手順

  1. MacBookの音声の出力先をVB-Cableに変更する。こうすることで、PCが出力する音声をVB-Cableに流します。

    色々試していたので仮想出力先だらけなのはご愛嬌(笑)

  2. Ladio Castでミキサーの設定をする

  3. Ladio Castで、それぞれの入力をどうミックスするか設定します。

僕は外付けマイク(ループバック付き)を使ってますので、このような設定にしています。

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構成図のアルファベットを当てはめてます

収録ソフトでの設定

仮想ミキサーを使用しない場合は、入力に物理マイクを設定しますが、仮想ミキサーを指定します。

Chromeのマイク設定(chrome://settings/content/microphone)で仮想マイク(VB-Cable)を指定し、Google翻訳で、PCで流れている音声を翻訳できるようになりました。

ZoomやGoogle MeetでもOK

下記はそれぞれGoogle MeetとZoomの設定です。配信っぽいこともできます。

画面収録もOK

他にも画面収録でも同様にマイク入力をVB-Cableに指定することで、画面録画時に音声も収録できるようになります。

解説動画とか、WEB会議の画面録画がOSレベルでできますね!

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テクノロジーに頼り切りにならず、英語が扱えるように勉強していきたいです。