どんちゃんのひまつぶし

とあるスタートアップにいるエンジニアの雑多ブログ

新入社員ビジネスマナー研修を受けて感じたこと

2日間のビジネスマナー研修が終わりました。
私からしてみれば、初めての給与が発生するイベントです。
研修は、新宿の某ビルの一室で行われました。研修会社は前回の記事でも書いたように、以前私が内定をいただいたところですw

研修内容

研修内容は大きく分けて6つ
「身だしなみ」「言葉遣い(敬語)」「報連相」「電話応対」「来客応対・訪問」「名刺交換」
テキストはこちらを使いました。
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1.身だしなみ

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このようなチェックリストを使い、二人一組で相互にチェックしました。
私は少しひげが伸びていたのでバツが一つ付きました。
というか、「靴下、靴のにおいはしませんか」のチェック欄が男性にしかないの、筆者の女性は無臭で石鹸の匂いしかしないとでも思っているのだろうか←
「清潔」と「清潔感」の違いの説明がありました。聞いてるときはなるほどと思っていましたが、説明しろと言われたら難しいですねw

言葉遣い(敬語)

勤務中は、同期同士でもさん付けするとか、自分自身のことを「私(わたくし)」と呼ぶとか、身内には敬称を付けないとかを習いました。
「わたくし」なんて実際に使っているのだろうか…。
まぁ会社内の文化に合わせましょうかね。

実用的だな、と思ったのは、「クッション言葉
例えば、「失礼ですが、どちら様でしょうか」や「お手数ですが、こちらにお書きいただけますか」のそれぞれ「失礼ですが」と「お手数ですが」といった言葉。
いきなり要件を話すと驚かせてしまうからだそうです。クッション言葉だけでなく、声色やイントネーションにも気を配るとベスト!だとか。

敬語は、高校生までに習っていることの復習でした。新しく学んだのは、「言う」→「おっしゃる」のような変化を、転化方式と呼ばれることぐらい。
でもやっぱり日本語は難しい。

報連相

就活をちょっとかじったことある人なら知らない人はいないであろう報連相(報告・連絡・相談)。
会社に入ってくるさまざまな情報を共有することで無駄な時間やコストを抑えられるという内容。
クレーム内容も共有できていれば、炎上することもない、とのこと。
システムやアプリの共同開発なら、情報共有は必要だと思いました。
ちなみに「報告」は上司からの命令の行動結果、「連絡」は事象そのものを伝えることだそうです。

電話応対

これが一番苦戦したのでは。
ロープレ(実演練習)を繰り返す実践方式でした。
電話では、声だけで感情を表現しないといけないので、

明るい声のために
  • 背筋を伸ばして一呼吸
  • 笑顔で話す
  • ワントーン高い声で
丁寧な応対のために
  • ワンランク上の敬語
  • マジックワード(ありがとうございます)を多用
  • クッション言葉+依頼調

を意識しなさいと指導されました。気分は声優!(笑)
今まで受けてきた電話応対をする側に回るかもしれないので、イメトレ大事ですね。
まあ多分弊社ではそのような機会は多くないと思いますが。

ここで、どんな人が相手でも対応できるコールセンターの人はすごく訓練されてるんだなぁ。と尊敬のまなざしに変わりました👀

来客応対・訪問

来客応対もロープレ中心。ロープレって若干恥ずかしいし、リアル感がないから余計に難しい。
私自身は客として企業に出向いた時の応対を真似ればそれっぽくなりました。
「いらっしゃいますね」→目上の人に対して使う
「ございますね」→人以外に使う
「お伝えしておきます」→×
「申し伝えます」→〇
など、聞くまで知らなかった敬語の世界のオンパレードでした。結局は会社のやり方に合わせるんですけどねw

名刺交換

社会人らしさを実感する作法でした。
名刺入れを両手の人差し指と中指で挟んで、人差し指と親指で自分の名刺を名刺入れの上に持って…スっと渡す。
受け取る時は「頂戴いたします」と言う。
誰やねん最初にこの作法考えた奴!!!(笑)

2対2の同時交換もロープレしました。

応接室に通されたら大人しく座って待って、名指し人が扉をノックしたら間髪入れずに立ってテーブル、イスから外れる。

「(コントかよ)」

小言

1度古臭くても正式な作法は知っておいて損はないな、と思ったと同時に、自分一人のマナーでは無いので、先輩社員も、マナーを守るかどうかは別として、新入社員がマナー研修を受けてきた、ということを理解しないと成り立たないな、と思いました。

33人が一堂に会した今回のビジネスマナー研修。きっと一生に一度の二日間でしたが、社会人として一皮も二皮も剥けた気がします。会社に合わせてマナーレベルも調整出来るようにしっかり受講するべきです。自分が上司ならマナー出来ない奴は評価しにくいですし。
マナーが人生のすべてとは決して思いませんが、できるに越したことはないですね。
完璧な習得まで、常日頃から意識しないといけないと思ったし、周りに合わせられる柔軟性もマナーなのだと思いました。うーん難しい!w